個人再生 デメリット

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個人再生を甘く見るな!その意外なデメリット

個人再生なら持ち家を差し押さえられずに済むけど 借金返済できない。でも自己破産するとマイホームを失うので困る。そういう人に利用されているのが個人再生。

個人再生はいわばプチ自己破産。借金が全額チャラになるワケではないけど、家や車を取られずに済ますことも可能という。

なんだかいい感じの救済制度のように思えますよね? でもその所有してる家や車のせいで思ったほどの減額が受けられないケースも多いです。喧伝されてるほどバラ色の救済策ではありません。

弁護士などの専門家に相談してから慎重に検討した方がいいでしょう。

個人再生のメリット&デメリットを破産王子がわかりやすく解説するので、最低限この基礎部分だけでもキチッと理解しておきましょう。

個人再生のメリット

自己破産よりもう少し手軽なものを用意しようということで誕生した個人再生。

借金は少し残ることになるけど、かなり減額してもらえるから返済が楽になります。どれぐらい減るかは次の表を参考にしください。

借金の残額
いくらに減るのか
~100万円 減額なし
~500万円 一律100万円に
~1500万円
1/5に減額
~3000万円
一律300万円に
~5000万円
1/10に減額

借金が100万円以下の人は減額されないから個人再生をやるメリットはなし。

100万円~500万円までは一律で100万円に。残高が200万円の人も400万円の人も一律で100万円にしてもらえる。なんだか不平等な制度ですよね。借金をたくさん抱えてる人の方が減額割合が大きくてお得だなんて。

個人再生の落とし穴・デメリット

個人再生なら車を手放さなくてもいいと勘違いしてる人は多いけど、でも実はローンが残ってるマイカーは手放さないといけません。残せるのはローンを完済してる車だけ。

個人再生ではマイホームの清算価値が大きく関わってくる 家の場合は住宅ローンが残っていても取られることはないから安心・・・とは手放しで喜べません。

個人再生では精算価値の問題が絡んできます。財産を持ってるなら最低でもその金額分ぐらいは払えという決まりのことですね。

もし住んでる家の資産価値が1000万円だとして、ローンもほぼ払い終えてるなら「コイツ返済能力が充分あるじゃん、家売って返済に当てろよ」という不満が出てきますよね。だから個人再生では資産価値の金額までしか借金が減額されないようになっています。

家の価値が1000万円でローンが残り600万円なら、

1000万円-600万円=400万円

この人は400万円の返済脳力があると見なされ、個人再生をしても400万円が減額の限度額になってしまいます。

だから例えば先ほどの減額表では借金残高400万円なら100万円に減額してもらえることになっていたけど、この人の場合減額は400万円どまりで全然効果がないことに。

個人再生すれば借金が大幅に減ると思って弁護士事務所に行ったけど、思ったほど減額されずガッカリする人はたくさんいます。精算価値という落とし穴があることをしっかり認識しておきましょう。

世の中そんなに甘くないってことです。

個人再生は財産を持たない人向きの制度

個人再生は財産を持ってる人にはほとんど旨味のない制度です。ローンをほとんど払い終わってる住宅とか高価な車を所有していると、そちらの清算価値が棒引き限度額として採用されてしまい、ほぼ減額の効果はなし。

住宅ローンがまだ家の売却価格以上に残ってる状況(オーバーローン)とか、売ってもたいした値段にならないボロい車に乗ってる人こそ個人再生に向いています。





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