特定調停 デメリット

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特定調停のいくつか気になるデメリット

特定調停は費用が安いけどデメリットも 特定調停のメリットは費用が安くすむこと。自力で出来ますからね。費用はほとんどかからないけど任意整理と同じように利息をカットしてもらえて、返済がちょっと楽に。

しかし気になるデメリットが存在するのも事実。このデメリットをちゃんと理解してからやるかどうか決めましょう。

特定調停のデメリット

特定調停には上で挙げたようなデメリットが存在します。それぞれ順番に見ていきましょう。



手続きが面倒

特定調停は弁護士などの専門家に頼らない債務整理法。

そのため費用をかなり節約出来るけど、当然書類の作成から出廷から全部自分でやることに。申し立ての仕方や必要書類は「特定調停のやり方・手続き」のページを参考に。

自分で調べて自分で問い合わせてという行動力が求められます。

裁判所へも平日会社を休んで3回ほど出向くことになります。


思ったほど減額効果が得られないケースも

特定調停で一番気になるデメリットが実はこれ。意外と効果がないまま終わるケースって結構あります。

と言うのも、弁護士などに頼らないためどうしても交渉は業者ペースで進むから。

裁判所から調停委員が選出され、その人が業者と交渉してくれるけど、でも彼らはけしてコチラの味方ではありません。クライアントのため一生懸命交渉してくれる弁護士とはこの部分が決定的に違うんですね。

調停委員にとってはコチラが得しようが損しようがどうでもいいのです。早く終わらせて家に帰りたいというのが本音。そんなだから交渉をさっさと終わらせるため業者の言い分ばかりが通るという結果に。

例えば、
特定調停は3ヶ月ほどかかることが多いけど、その期間の利息や遅延損害金なども業者の言い分どおり支払うことになったりします。もし弁護士に任意整理を依頼した場合、こうした交渉期間中の損害金などは免除になることが多いのに。

この分だけでも3万円とか4万円になる人もいるわけで。それを考えると本当に特定調停は金銭的にお得なのか怪しくなってきます。


不成立で終わるケースも

特定調停に最初から応じない業者とか、途中からゴネ出す業者なども結構います。

なぜならコチラに弁護士が付いているワケではないから。自己破産などを匂わせつつ交渉するのがこの手の減額交渉の常套手段ですが、弁護士がいないものだから業者側は「この人もしかして自己破産が出来ない人なのでは?」と考えます。

ならばわざわざ減額してあげる必要なんてないですよね。自己破産という最終兵器が使えないなら恐れる必要ないのだから。


過払い金の請求はまた別に行わないといけない

特定調停で減額と過払い請求を同時には出来ません。

前にも言いましたが調停委員はこちらの味方でも何でもありません。過払い請求のためにわざわざ面倒な引き直し計算なんてしてくれません。そんな暇があるならさっさと家に帰ってゲームでもしたいというのが本音です。

もし過払い金を請求するなら別に司法書士などを雇う必要が出てきます。そうなるともう完全に2度手間ですよね。


成立後に延滞するとすぐ強制執行

調停が成立すると、その決められた支払い方法で毎月返済していくことになります。

でももし途中で返済が苦しくなり延滞してしまうと強制執行で給与などの差し押さえが来ます。裁判所が関わってる返済プランなので、かなりの拘束力があるんですね。もしそれに違反した場合、業者は容易に強制執行が可能に。

普通の任意整理などなら延滞してもすぐに差し押さえなどにはなりません。裁判所の許可が必要だから。

でも特定調停ではすでに裁判所が関わっていて、返済プランの決定時に差し押さえの確認までが成されています。だから延滞するとすぐに強制執行が発動され、勤務先の経理課へ通達がきます

このデメリットを知らずに延滞を軽く考え、差し押さえを食らってしまう人が結構います。目先の利息カット欲しさだけの安易な特定調停だけはやめておきましょう。

特定調停をやる以上は「必ず決定プランどおり返済出来る」という確信が絶対必要!


ブラックリストに載る

特定調停も債務整理の一種なので当然ブラックリストに載ります。

5年ぐらいはローンが組めなくなったりクレジットカードが作れなくなったりします。このへんのデメリット度合いは任意整理に近い感じ。



あまり利用者がいない特定調停

これまで見てきたようにデメリットがいろいろ多い制度なので、特定調停って利用者があまり多くありません

とりあえず、面倒くさがりの人は手を出さない方が無難です。3回ほど裁判所へ行くことになるけど、裁判所って平日昼間しか開いてません。だから会社を休めない人も特定調停はやめておいた方がいいです。

費用が安く済む制度としてそれなりに存在価値はある制度なのですが、でも弁護士を雇うお金すらケチらないといけない人が、はたして利息カットぐらいで救われるのかという点は大いに疑問を感じます。

そこまで困窮してるなら自己破産に踏み切った方がいいのでは? デメリットの解説時に「決定された返済プランを延滞するとすぐ差し押さえが来る」と説明しましたけど、このケースって本当に多いです。経済的に苦しいからという理由で特定調停は安易に選ぶべきではないです。

自己破産や個人再生の方が適してないかもう一度確認してみましょう。自分で判断出来ないならネットの無料診断サイトなどを利用してみてください。

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