司法書士 自己破産の代理人

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悪徳な司法書士に注意!自己破産などの代理人になれない罠

弁護士と司法書士の違い」でも解説したとおり司法書士は弁護士より代理権限が劣っています。

司法書士に債務整理をお願いするときはこういう特性をちゃんと理解した上で依頼するようにしましょう。料金が安いからと安易に司法書士を選んでしまうと痛い目に合います。

どのようなリスクが存在するのかを順番に紹介していきます。

1.こちらの負担が増える

司法書士は個人再生や自己破産での代理権限がありません。可能なのは任意整理だけです。

だから個人再生や自己破産の依頼が来ても出来ることは限られます。この事実を相談者に正直に話す司法書士もいますが、何も教えずにそのまま依頼を引き受ける司法書士もいます。

下手に代理権限のことを話してしまうと相談者に逃げられてしまう可能性がありますからね。誰だってせっかくの顧客を逃したくはありません。

こうして何も知らないまま代理権のない司法書士と契約してしまうと、相談者自身がいろいろな手続をやるはめになります。

申請も自分でやらないといけなくなるし、免責審問や債権者集会でも司法書士は同席する権利がなく、自分ひとりで裁判官と渡り合わないといけなくなります。

これではせっかく高いお金を払って司法書士を雇った意味がありません。

個人再生や自己破産では弁護士を雇うのが絶対の鉄則です。代理権についての説明もしないまま個人再生や自己破産を引き受ける司法書士は、誠実とは言えません。

2.強引に任意整理を薦めてくる

借金がもう返せない状態なら当然自己破産するしかありません。

しかし司法書士は自己破産での代理権がないため、任意整理を薦めてくる場合があります。任意整理なら代理権があるから。

相談者の経済状況や借金の大きさを考えると、絶対自己破産した方がいいようなケースでも、悪徳司法書士は任意整理で済まそうとします。自己破産なんかにしてしまうと自分に代理権がなく、そのことを相談者に悟られると弁護士へ鞍替えされてしまいますからね。

だから本当は自己破産が適しているケースでも、任意整理が最適だと偽って依頼を獲得しようとします。せっかくの顧客を逃さないために。自分さえ儲かればいいという卑劣な考え方です。

こうした被害に合わない一番の防衛法は、最初から弁護士のところへ相談に行くことです。自己破産が適しているのか任意整理で大丈夫なのか、判断が難しいところですが、借金の額が大きかったり、返済でかなり苦労しているなら、任意整理で済まない可能性は大です。はじめから弁護士事務所へ行きましょう。

3.過払い金を140万円以内に抑えられてしまう

過払い請求も時効まであとわずか。もうピークは過ぎています。そのためこの140万円以下に抑えられてしまうトラブルはもうかなり減少しています。

しかし過払い請求を検討している人は知識として一応知っておくといいです。

司法書士が代理権を持つのは140万円以下の過払い請求まで。これ以上の金額を扱えるのは弁護士だけです。

この140万円というボーダーラインのせいで司法書士はたびたび依頼を獲得出来ずに終わります。過払いの依頼人が来たけど140万円を超える請求になりそうなので、依頼を断らざるを得ないという。

司法書士としてはあと一歩で仕事をゲット出来ただけに悔しさが残ります。

そこで悪徳業者は考えました。計算してみると過払い金を140万円以上取り戻せそうだけど、相談者には140万円以下と言っておけばいいのではないか。貸金業者にとって有利な条件で交渉したり、返還金を少しちょろまかしたりすれば、140万円以内に収まるじゃん!

こうして相談者の利益は奪われ、悪徳業者は丸儲け。過払い請求の全盛期にはこのような被害をたくさん耳にしました。

もう現在では140万円以上の過払い金が戻ってくる人は少ないでしょうが、過払い分の金額が大きくなりそうな人は注意しておいた方がいいでしょう。





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